日本形成外科学会 形成外科
専門医制度について
専門医を取得したい方
理事長からのメッセージ
これから形成外科専門医取得を目指す皆様へ
日本形成外科学会
理事長 貴志 和生
形成外科は取り扱う範囲は非常に広く、また、それぞれの研修施設により得意、不得意とする分野に違いがあることと思います。この中で先人たちが後輩の指導のため、大変な努力と議論を積み重ねられ、現在の形成外科専門医制度に到達しています。しかし医学は日進月歩ですので、それに合わせて審査で問われる内容も改訂を繰り返してきています。形成外科医となり、将来、自分の専門とする方向性を決めている人もいれば、決めていない人もいると思います。ですが、形成外科の勉強を始めて解ると思いますが、京成外科の分野は違った内容に見えても根底を流れる理念は共通しています。また、形成外科全分野の基本を網羅する専門医試験に合格しないと、各自のライフワークとなるような仕事を目指す際にも、足腰の弱い、小手先の形成外科医になってしまいます。覚えなければいけない知識は膨大ですが、これをクリアした時が、形成外科医としての成人式のようなもので、形成外科医として第一歩を踏み出せます。ぜひ頑張って専門医を取得し、輝かしい形成外科医へ道に突き進んで行って下さい。