一般社団法人 日本形成外科学会

母斑

1.母斑とは

母斑とは、皮膚に生じる腫瘍のひとつです。一般的には「あざ」として知られていますが、「あざ」にもいくつかの種類があり、その特徴や治療法が異なります。皮膚の異常な色調を特徴とする「あざ」もあれば、隆起した「あざ」もあります。また「あざ」だけでなくいくつかの合併症を伴うものを母斑症といいますが、これにもいくつかの種類があります。
具体的には下記のようなものが代表として挙げられます。

  • 色素性母斑
  • 母斑症
  • 神経皮膚黒色症
  • 脂線母斑
  • 表皮母斑
  • 扁平母斑
  • 太田母斑
  • 異所性蒙古斑
  • 血管腫
  • 血管奇形
  • リンパ管腫
  • 神経線維腫症

2.母斑の治療

治療方法に関しては、あざの種類のより異なってきます。必要に応じて、手術やレーザー治療、あるいは血管内治療といったものを組み合わせて治療をおこないます。また複数回の治療が必要になることもあります。それぞれの治療の詳細は、各論で解説いたします。

3.母斑の治療により期待される効果

形成外科では見た目に配慮した治療を心がけております。

監修

監修者代表

一般社団法人 日本形成外科学会 
渉外・広報委員会 委員長:小山明彦

渉外・広報委員会(他監修者)

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