一般社団法人 日本形成外科学会

化学熱傷(やけど)

1. 化学熱傷(やけど)とは

化学熱傷(やけど)とは酸、アルカリ、有機溶剤などの化学物質が皮膚に触れて、やけどのように皮膚が傷つくことです。洗浄剤や漂白剤などの身近な薬品でも起こることがあるので、よく注意してください。

2. 化学熱傷(やけど)の治療

これらの薬品に触れている時間が長いほど重症となるので、できるだけ早く多量の水で洗い流すことが重要です。薬品のついた服もできるだけ早く脱いで触らないようにしましょう。
薬品によっては皮膚の症状だけではなく、のどや目が傷つくことや、薬品による中毒を起こすこともあります。
時間とともにこれらの症状が悪くなることもあるので、できるだけ早く専門医を受診するようにしてください。