切断指
1. 切断指とは
指が切断された場合、切断された指の血行を再開させる再接着手術を早急に行わないと、壊死してしまいます。
切断した指は、まず湿ったガーゼで包んでからビニール袋に入れます。さらに、ビニール袋を外側から氷水で冷やした状態で保存してください。手はガーゼ等で保護・圧迫、挙上して、できるだけ早く治療を形成外科医や手の外科医が勤務している専門病院に連絡をしてください。
適切な処置を行った後、できるだけ早急に微小血管吻合(顕微鏡を用いて細い血管を繋ぎ直す手術)を行います。
2. 切断指の治療方法
1. 手術方法
切断部の損傷の強い部分を切除し、骨の固定および腱(指を動かすすじ)の縫合を行い指の全体的な形態を治します。次に、血管(動脈と静脈)と神経を縫合しますが、直径0.5mmから1mmと極めて細いため、手術用顕微鏡を用いて縫合します。最後に皮膚を縫合します。
2. 再接着ができなかった場合の各種治療
切断指の状態が悪く(例えば、損傷の程度が強い場合や、切断された指が見つからない場合など)再接着ができない場合や再接着が不成功となった場合では、皮膚をずらしてきずを閉じたり、骨を短くしてきずを閉じる処置をします。このような場合、後日、足指を移植して、指を作ることも可能です。