一般社団法人 日本形成外科学会

社会保険委員会

逐次型空気圧式リンパ流促進装置に関する適正使用指針について

 日本形成外科学会では、日本リンパ浮腫学会,日本リンパ浮腫治療学会と共同で,リンパ浮腫患の患肢および体幹を空気圧で圧迫し浮腫を軽減を目的とした逐次型空気圧式リンパ流促進装置の使用指針を策定いたしました。

 逐次型空気圧式リンパ流促進装置(Pneumatic lymphatic drainage: PLD)は、本邦で初めてリンパ浮腫の非侵襲的治療に用いる医療機器として厚生労働省より薬事承認を受けた医科向けの医療機器となります。リンパ浮腫の軽減を目的に患肢、体幹又は両方を圧迫し、リンパ流を促進するもので、通常、病院又は施設で用いるほか、医師の指導の下で在宅でも用いる事ができます。
日本リンパ浮腫学会,日本リンパ浮腫治療学会と連名でのこの適正使用指針を掲載いたします。

2024年7月29日
一般社団法人日本形成外科学会
理事長 貴志 和生