Press Release
令和6年7月4日
報道機関 各位
「患者さんと家族のための 乳房再建ガイドブック」
日本形成外科学会編 発刊のお知らせ
一般社団法人日本形成外科学会(理事長:貴志和生)は、2024年7月10日に、新たに「患者さんと家族のための 乳房再建ガイドブック」を、医歯薬出版社から発刊しますので、その概要について簡潔にお知らせいたします。
「患者さんと家族のための 乳房再建ガイドブック」作成の背景
現在、日本人女性の9人に1人が、生涯で乳がんに罹患され、その半数以上が乳房全切除術を受けています。乳房再建は、乳がん手術により乳房を失うことにより生涯において味わう、精神的な苦痛や生活の中での不都合を軽減するために、乳房の膨らみや乳頭乳輪を元通りに治すものです。しかし再建数は他の国と比べても、かなり少ないという現状があり、その大きな理由に、「再建に関する正しい情報が患者さんに届いていない」ことが上げられます。また地域や医療施設による「情報の格差」は顕著に見られます。
乳房再建ガイドブックは、乳房再建をしたいと考えるすべての乳がん患者さんが、再建するしないも含め、選択の手助けとなるよう、情報を整理し提供するものです。

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