役員紹介


理事長

日本形成外科学会 理事長 中塚貴志

日本形成外科学会
理事長 中塚 貴志

 平成29年(2017年)4月に開催されました第60回日本形成外科学会総会で理事長を拝命いたしました埼玉医科大学形成外科・美容外科の中塚貴志と申します。大変身に余る光栄と存じるとともに、身の引き締まる思いです。2年間の任期中、微力ながら本学会の発展のために粉骨砕身する所存ですので、皆様のご支援・ご協力を心よりお願い申し上げます。

 日本形成外科学会の源流は、古くは1957年、当時の東京大学整形外科三木威勇治教授の発案で開催された形成外科の第1回研究会に遡ります。その後、1975年には形成外科が一般標榜科として認められ、学会も1985年に法人格となり、2013年に一般社団法人に移行しました。会員数も年々増大し、2017年4月現在、4,926名(専門医2,570名)の学会に成長しており、日本専門医機構から19基本診療科の一つとして認定されています。これも歴代理事長並びに会員諸兄のご努力の賜物と考えており、その伝統を引き継ぎつつ、新たな発展に向かって運営を進めたいと考えています。

 私はこれまで、財務委員会委員長(常務担当理事)、機関誌編集委員会委員長、専門医認定委員会委員長、国際委員会委員長(常務担当理事)として学会の運営に参画して参りました。これらの分野は本学会の将来像を決めるうえで重要であり、担当理事や委員長として携わらせて頂いたことで多くのことを学ばせて頂きました。そしてその経験を少しでも学会の発展に役立たせることができればと思っています。

 さて、現在若い会員の最大の関心事は専門医制度の動向であろうと思います。形成外科は、基本診療科として専門医機構の方針に従い、新専門医制度の構築に向けて前向きに取り組んでいますが、会員にはできる限り最新の情報を発信していきたいと思っています。また、学会のデータベースも、形成外科としてのmass data を集積し、その解析・検討から現状分析を行ったり将来の方向性を予測するうえで重要と考えられますが、今年からは新たにNCD(National Clinical Database) が導入され、新たな進展が期待されます。学会HPに関しては、学会の情報発信源であり、会員だけでなく一般国民に対しても開かれたものとして、より一層の充実を図りたいと思っています。国際的には、2015年にアメリカ形成外科学会(ASPS)と、2016年には韓国形成外科学会(KSPRS)とMOUを締結し、日本形成外科学会がより世界に開かれた学会として飛躍するべく扉が開かれたと思っています。日本の形成外科は、先人が築かれた伝統を礎として、世界に誇れる技術、知識を多数有しています。それを世界に向かって発信していくことが必要とされますが、そのためにはグローバルな視点に立って、国際舞台でdiscussion できる能力が必要とされます。若手医師が世界に羽搏く機会をより多く活用できるよう、学会の国際化をより推進していきたいと思っています。

 学会の使命は、何よりもまず患者に安全で確実な医療を提供することにあると考えています。そのために、学術的に切磋琢磨し、形成外科の技量、専門性を向上させ、開かれた学会として情報を提供し、国民に信頼され、ひいては会員の満足を得られるようにしたいと思っています。会員諸兄のご指導・ご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

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