形成外科で扱う疾患


腹壁瘢痕ヘルニア

1. 疾患の解説

腹壁瘢痕ヘルニアとは開腹手術の後などにおなかの一部分が膨れた状態になることです。おなかには内臓を含むしっかりした壁(腹壁)があるのですが、うまくくっつかなかったりするとその隙間から内臓が出て、皮膚には被われているものの膨らんだ状態になります。

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2. 手術法の選択

おなかの壁である腹壁を隙間のない状態にする必要があります。壁の隙間が小さい場合、単純に縫い寄せてくることができます。単純に寄せても再発しそうな場合には補強のため、人工の膜や体の他の部分から採取した膜をさらに貼りつける場合もあります。単純に寄せることができない場合には、当然、これらの膜を使用しなければなりません。

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3. 術後の管理

術後数日はベッド上に安静にして股関節・膝関節を軽度屈曲させて腹壁に緊張がかからないような姿勢をとります。退院後もヘルニアの再発を防ぐために再発頻度の高い6ヶ月以内は腹帯などの着用が望ましいとされています。

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