学会紹介


日本形成外科学会の歴史

形成外科的な手術法の歴史は非常に古くからありますが、現代の形成外科は第二次世界大戦以後欧米を中心に急速に発展しました。

1955年にはストックホルムで第一回国際形成外科学会が開催され、これらの発展に刺激を受けて1956年、当時の東大整形外科三木威勇治教授の発案で東大病院の整形外科の中に形成外科の診療班であるplastic surgery研究会が開設されました。

そして、皮膚科、耳鼻科、整形外科、眼科、口腔外科などの関連各科より医師が集まり週一度の症例検討会を行いました(この診療班は1960年には日本の大学病院では最初の独立した診療科に昇格しました)。ちなみに、この前後より慶應義塾大学や昭和大学などいくつかの私立大学病院に形成外科の診療科が創設されました。

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これらの実績をもとに、三木教授の発案により日本においても広く研究会形式の学会を開催することになり、1957年6月第一回研究会が行われ14題の演題が発表されました。そして、翌年にはこの研究会を正式な学会にしようとの機運が盛り上がり、1958年11月に開催された第二回研究会の席上で、名称変更の投票が行われました。

この時、会員より提案された名称は、日本形成外科学会、日本美容外科学会、日本プラスチック外科学会、日本復形外科学会、日本美容成形外科学会などがあり、結局、大多数の投票を得た日本形成外科学会という名称が採用されることになりました。ここに日本形成外科学会が正式に誕生したわけです。

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この日本形成外科学会は1972年に日本医学会の分科会の一つとして公認され、学会としては一人前となりましたが、第二十回学会(1977年)までは学会長のほとんどを整形外科、耳鼻科などの関連診療科の教授がつとめていました。

その後は、多くの大学に形成外科の教授が誕生し、第二十一回学会(1978 年)よりはすべて形成外科の教授が学会長をつとめるようになりました。

1975年形成外科は医療法による一般標榜科として正式な診療標榜を認められることになり、学会認定医(現在は専門医)の整備などが行われ会員数も次第に増加していきました。また、1985年には法人格となり社団法人日本形成外科学会となり法人としての会則も整備されました。

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また、1977年第2回国際形成外科学会アジア太平洋地区会議(東京)、1995年第11回国際形成外科学会(東京)、2009年第10回国際形成外科学会アジア太平洋地区会議(東京)などの国際学会も誘致し、国際的にも認められた学会に成長していると共に、1998年には文部省(現在の文部科学省)の科学研究助成金の分科細目にも採用され基礎研究も充実しつつあります。

2013年3月1日付け、特例民法法人から一般社団法人へ移行しました。2016年4月現在、会員数約4,852名(専門医約2,469名)の学会に成長し、 1981年よりは月刊の日本形成外科学会誌を発行しています。