一般社団法人 日本形成外科学会

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形成外科とは

なおるん

形成外科は眼科、耳鼻科、泌尿器科などの身体の場所(部位や臓器)別の診療科ではありませんので、

  • 形成外科という診療科をまだ聞き慣れない方
  • 聞いたことはあるけれど、どんな病気を治すのか、良く分からないという方

が多いと思います。

日本に形成外科が登場してから既に半世紀以上を過ぎているにもかかわらず、
一般の皆様の中には、「形成外科って何?」と問われる方もいらっしゃいます。

形成外科とは、身体に生じた組織の異常や変形、欠損、あるいは整容的な不満足に対して、あらゆる手法や特殊な技術を駆使し、機能のみならず形態的にもより正常に、より美しくすることによって、みなさまの生活の質 "Quality of Life" の向上に貢献する、外科系の専門領域です。

われわれは、形成外科医が治している病気を、皆様にもっとわかりやすく知っていただきたいと願っています。
是非、このホームページで形成外科に対するご理解を深めて下さい。

形成外科で治療を受けた方々が、笑顔で再び社会生活に復帰してゆく姿を見ることが、形成外科を専門とするわたしたちの最高の喜びです。

形成外科で扱う疾患について
詳細はこちら

理事長ごあいさつ

日本形成外科学会
理事長 貴志 和生

理事長からのご挨拶
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日本形成外科学会 理事長 貴志 和生

この度、日本形成外科学会の理事長を拝命いたしました、慶應義塾大学医学部形成外科学教室の貴志和生と申します。
未だ形成外科が何をしているか、ご存じない方も多いのではないかと思います。形成外科とは、一言で言えば、外から見て解る変形を主に手術や医療機器を用いて、正常と思われる状態に近付ける科、また、正常な状態をさらに美しくする科であります。
例えば、悪性腫瘍などを切除した後や大きなけがをした後に手術で元に近い状態を形作ったり、生まれつきの先天異常の患者さんの手術を行っています。傷・傷あとをきれいに治したり、美容外科も形成外科の大きな仕事のひとつです。
もともと英語にあったplastic(いわゆるプラスチック、形を作ることができるの意味)surgeryを日本語として何が適当かということで、先人達が相談し形成外科という言葉が誕生しました。すでに学会が立ち上がってから65年を迎え、今では、内科や外科と同じく新専門医制度の中の基本診療科のひとつとなっています。
形成外科の成り立ちからして、出来ることを駆使して様々な分野で正常に近づけ、さらに美しいものを作るという造形の方向性がありますので、再生医療も初期のころから関わりが強く、面白く夢のある研究も盛んにおこなわれるようになってきました。
日本形成外科学会として国民の皆様のためにできることを駆使して、いい医療を届けたいと思っております。

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